ハブラシと電動ハブラシはどっちが良いの??
1度は悩んだことありませんか?ハブラシと電動ハブラシはどっちが良いの??
についてお話ししていいます。
口腔ケアちゃうやんって思って方もいますよね~(^^;)
そうなんですよ~許してねww
でも、電動歯ブラシは訪問診療でも使えるんですよ~(^^)
患者さんから
電動歯ブラシを使った方が良いですか?普通の歯ブラシを使った方が良いですか?この質問めちゃくちゃ多いんですよ~。
悩んでる方がいたら、参考になればと思います。
①歯科衛生士がハブラシを勧める理由
・コスパが良いよね(電動歯ブラシに比べると安価)
・やっぱり、細かい所まで届くよね~
・自分の手先ほど器用なものはない
②電動歯ブラシだって良い所はあるぞ
・時間は短縮できる(磨けているかどうかは不明)
・高齢者の方・麻痺などで手を上手に動かせない方はグリップが太いので持ちやすい
③電動歯ブラシは選び方が大切
・患者さんから『電動歯ブラシ使ってるんですが、電動歯ブラシって良いんですかね~?』の質問 について
・電動歯ブラシを間違った使い方すると歯や歯茎を傷つけるよ。
④ぴあすの個人的な感想
でお話しします(^^)/
①歯科衛生士がハブラシを勧める理由
コスパが良いよね?について
ハブラシって基本毎日するものですよね。
今日1日磨いていないと気付いた方は洗面所へGOしてくださーい‥( 一一)
歯ブラシ交換の目安は1ヶ月に1回といわれています。
私個人はハブラシの毛の部分の反対側から見て、毛先が外に出てたら交換しましょうと伝えています。
電動歯ブラシのブラシの交換の目安は、3~4ヶ月と言われていますが使い方を間違っていると毛先の広がりは早いでしょう。
電動ブラシの値段はピンキリですが、高い物では数万円はします。また替えのブラシも必要です。
お金のある人にはお勧めかもしれません!
個人的にはコスパ重視なので、ハブラシをお勧めします。
やっぱり細かい所までとどくよね~について
最近の電動歯ブラシはヘッドの部分がだいぶ小さくなってきました。ひとむかし前は、ヘッドの部分が結構大きい物も多くて『これは、奥までは無理だろな』って思うこともありました。
ハブラシも用途に合わせての購入が大切ですが、ハブラシは軽くて操作しやすいので、奥までも磨きやすいですし、歯並びの悪い所にも操作しやすいと思います。
自分の手先ほど、器用な物はないについて
プラーク(歯垢)って機械的な力が加わらないと落ちないんです。
がむしゃらに磨いた所で、プラークに毛先が当たらなければプラークは全然落ちてはくれません。力ではなく、力を抜いて長く磨いた方が綺麗になります。
『それが、出来たらやってるわ』とのお声が聞こえてきそうですが、どんなに良い機械が出てきても、自分の手先ほど器用に動かすことは難しように思います。
自分のお口の中では、この辺りに磨き残しが多いななどよく知っておくことも大切です。人間は癖があるので、どうしても同じ場所にプラークが残りがちです。
自分で落とすのが苦手な場所は歯科衛生士さんに、健診でブラッシング指導を受けたり、落として貰いましょう。
② 電動歯ブラシだって良い所はあるぞ
時間が短縮できるについて(磨けてるかどうかは不明)
朝や忙しい時は時間を短縮したいですよね?そんな時は電動歯ブラシの方が有効かもしれません。サーーっと磨いてもある程度さっぱりしますよね。
ただ、細かい所が磨けているかどうかは人それぞれだと思います。
個人的には、朝・昼はサーーっと磨いて、夜は歯ブラシや電動歯ブラシで時間をかけて丁寧に磨いて貰いたいです。
何故なら…
寝ている間は唾液の分泌が減り、お口の中は乾燥ぎみなのです。
朝、喉が渇くでしょ~。
乾燥すると菌が元気に活動を始めます!!
冬場は空気が乾燥すると、風邪などが流行りますよね?
↑お口の中もよく似た感じです。
なので、
寝る前には出来るだけ菌数を減らしたいので、丁寧なブラッシングが必要です
また、歯ブラシをする場所で重要なのは歯と歯の間と歯と歯茎の境目がとても大切です。
他にもありますが、まずはこの2つだけ。
よほど良い電動歯ブラシ以外の方は、2日に1回くらいは歯と歯の間のお掃除を入念にしましょう!!
デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
時々、爪楊枝で汚れが取れると思っている方もいますが、爪楊枝ではプラークは取れません。楊枝で取れるのは食べカスです。
フロスや歯間ブラシも使ってお掃除した方が、プラークがしっかり取れて歯は長持ちします。
やった事のない方もチャレンジしてみて下さい。
長く自分の歯で美味しく食事をする為には、歯の掃除は不可欠です。
歯が無くなった時にはインプラントや
入れ歯などもありますが
やはり、インプラントはまだまだ高価だし入れ歯は取り外しが面倒です。
歯の掃除をしっかりしていけば、無駄なお金も面倒な取り外しも必要ありません。
高齢者の方・麻痺などで手を上手に動かせない方は、グリップが太いので持ちやすい
高齢になってくると、関節リウマチなどで手の動きが制限される方もいます。歯ブラシを握れなかったり、裏側など角度を使って磨く動作ができにくい方もいます。
電動歯ブラシはグリップが太くて握りやすいですが、歯ブラシよりも少し重くなるのが難点ではありますが、
全く、磨かないよりは少しでも磨いた方が良いに決まってる!!
また、口腔ケアもリハビリの一つだと考えて、自分自身で磨いて貰いましょう!
痛みがある時は無理せず、できる時に自分自身でハブラシして貰うように促しましょう。
③電動歯ブラシは選び方が大切
患者さんから『電動歯ブラシ使ってるんですが、電動歯ブラシって良いんですかね~?』の質問 について
この質問はよく受けるんですが‥‥個人的に思うことですが、どんな電動歯ブラシ使ってるか分からないのに答えられるか~( `ー´)ノですww
普段はね~。そりゃ、大人ですから~。上手に説明しますよ。でもね、いつもモヤモヤするんですよね。結構、根は真面目ですからww
電動歯ブラシの種類、いくつあると思ってんねんって思ってしまいます。
出来れば、持ってくるなり写メしてきて欲しい。こじらせ歯科衛生士でした。
・電動歯ブラシを間違った使い方すると歯や歯茎を傷つけるよ。
時々、電動歯ブラシで歯茎に傷をつけて来院される方もいます。歯茎の傷って案外痛いものです。歯茎は繊細なんです。
電動歯ブラシを使用する時もハブラシと同様に力を入れ過ぎないことが大切ですね。
④ぴあすの個人的な感想
定期クリーニングをしていると、綺麗に清掃できている患者さんがいました。その方はハブラシと電動歯ブラシ両方を使って清掃しているようです。
歯科衛生士はハブラシを勧める人が多いように感じますが、この患者さんのように使い分けながら清掃する方法もあります。
どちらにしても、長く自分の歯で食事するには清掃が大切になります。
自分のお口の中に興味を持って貰って大切にしていって下さいね(^^)/
今日も読んで頂きありがとうございました。