子供用歯磨き粉は使った方が良いの?使わなくても良い理由を解説します!!
子供用の歯磨き粉って色んな会社からたくさん種類が発売されてますよね?
実際『子供に歯磨き粉って必要なのかな?』『何歳くらいから使った方が良いの?』なんていう疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
ということで、子供用歯磨き粉について解説していきますね!
子供用歯磨き粉が必ずしも必要ないと思う3つの理由
①歯磨き粉は補助的な物
ハブラシが主役なら歯磨き粉は脇役のようなものです。
どんなに歯磨き粉をたくさんつけても、ハブラシの毛先が汚れに当たっていないと汚れを綺麗に落とすことはできません。
歯磨き粉の量が多いと、口の中が泡でいっぱいになり磨けたような気持になってしまいます。
実際、『歯を磨いてきたんだろな~』と言わんばかりに、口の周りに歯磨き粉が付いたまま来院される子供さんもいますが‥
『汚れ落ちてないぞー!』っと思うこともしばしばあります(^^;)
きっと磨けた気持ちになってしまうんでしょうね(^-^)
爽快感なども場合によっては必要なこともあると思いますが、歯磨きの本来の目的は歯の汚れをしっかり落とすことですよね?
歯の汚れは口臭の原因にもなります。
仕上げ磨きの方法はこちら↓
歯磨き粉に頼り過ぎないように気をつけましょう!!
磨いていると磨けているでは大きな違いがあります!
余談になりますが、磨いているのに汚れが落ちていないと指摘される方は大事なポイントにハブラシが当たっていない場合がとても多いです。
じゃあ、大事なポイントってどこ?とのお声も聞こえてきそうですが、歯と歯の間と歯と歯茎の境目はハブラシが当たって欲しい場所です。
歯と歯の間が狭い人はハブラシでは限界があるので、糸ようじや歯間ブラシなどを一緒に使ってみましょう。
②誤って飲み込んだ時は心配になる
歯磨き粉は何歳から使った方が良いですか?歯磨き粉を飲んでしまったんですが大丈夫でしょうか?という質問が時々あります。
誤って飲み込んでしまったら心配ですよね?どのくらい飲んだのか?身体に害はないのかなど不安になります。心配な方は何もつけないで状態で磨くように練習しましょう。
何もつけなかったら子供が歯磨きを嫌がるんですという方は、毎日の歯磨きで少量程度
なら飲み込んでも健康には何ら問題はありません。
また、うがい不要の歯磨き粉を選んでみても良いかもしれません。
子供さんによっては、歯磨きをしてるのか?歯磨き粉を味わっているのか?どっちだろーみたいな子もいますよねwなので、歯磨き粉の付け過ぎには気を付けましょう。
できれば、ブクブクうがいを練習し上手に吐き出せるようになってから、歯磨き粉を使用することをお勧めします。
③歯磨き粉のフッ素含有量が心配
歯磨き粉でもう1つ心配なのはフッ素の含有量ではないでしょうか?
わが子の歯を虫歯にしたくないのでフッ素含有の歯磨き粉を使いたいけどフッ素中毒も心配っていう方もいると思います。
近年の歯磨き粉にはフッ素含有されている製品ばかりです。歯磨き粉に含まれるフッ化物濃度は決められているので適量を使用してる限りは中毒を起こすことはありません。
それでもフッ素が心配な方全く付けないか、歯磨きの後に少量だけ歯磨きジェルを薄く塗る方法はどうでしょうか?
私の勤める医院のママさん歯科医師・歯科衛生士さんもお勧めしていました。
特にチェックアップジェルという商品はフレーバーの種類も多く、バナナはフット濃度500ppmと抑えられているので安心です。
悩んでいる方は是非1度試してみて下さいね!!
歯磨き粉を使った場合に得られる効果
得られる効果では虫歯予防効果を期待される方が1番多いと思います。
歯磨き粉を正しく使って虫歯予防効果を高めたいですよね?フッ素は歯を強くしてくれるものです。
フッ素濃度はppmと表記されています。
★歯が生え始めた頃~5歳くらいまでは500ppm
★6歳~14歳くらいまでは1000ppm
の濃度のフッ素を使うことをお勧めします。
歯磨き粉の裏に書かれていると思うので、確かめてみてくださいね(^-^)
また、フレーバー効果で歯磨き嫌いを改善することなどが期待できます。
子供用の歯磨き粉まとめ
子供用歯磨き粉について書いてきましたが、歯磨き粉を使っても完璧に虫歯を防ぐことは難しいと感じます。
綺麗にハミガキをするのはもちろんの事ですが定期健診・専門的なクリーニング・フッ素塗布を伴わせて虫歯予防をしていくことが大切だと思います。
また、自分に合ったハブラシ選びや磨き残しのチェックなども大切になってくるので歯科衛生士に相談してみて下さいね!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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